神が人間に望むこと、 それはおそらく我々が協力することによって実現されるでしょう。
ステラ・テリルマン女史
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共同・協力学習方法
共同もしくは協力学習方法とは、チームが決めた目標に向かって、一人ひとりが支え合いながら行う学習方法です。これらの学習方法によって教室で育まれた団結力は、生徒がその後の人生において必要なスキルを磨く大切な基礎となっています。
共同・協力学習はお互いに働きかける学習方法です。
チームの一員としてあなたは、
- 目標を立て、それらを共有する
- 疑問や見方、解決策などの問題に対する理解を提供する
- 他の人がもつ疑問や見解、解決策に反応し、理解を心がける
という必要があります。
チームは、メンバーが積極的に発言できる環境を作りだし、全員がチームへ貢献できるように努めます。
チームへの貢献とは
- チーム一員として、そしてチーム全体として責任を負っている
- チーム一員だけでなく、チーム全体との依存関係を持っている
ということが条件です。
強い学習チームを作るためには?
- チームワークとしての過程を学んで理解する
指導者はまず、議論をまとめるとともに、代替案を提案することではじめる。
このとき、チームワークが困難な場合であっても、強制的に解決しないことが大切。
- 1チームにつき3
5人
チームの人数が多いと、全員の参加が難しくなる。
- 教師がメンバーを振りあてる
自分たちで決めたメンバーよりも機能的な作用となる。
- なる能力レベルと背景、経験をもつメンバーを組み合わせる
- 一人ひとりがチームに長所を発揮できる
- 各メンバーが自分の強みをもたらすだけでなく、他の人の長所を気づかせることができる。
- チームの中で多数派に対して不利な立場や居心地の悪いメンバーに対し、前向きな自信を持たせるとともに、チームへの貢献意欲を高めることができる。
- 異なる物の見方や問題解決にいたるまでの多様性を経験し、細部に目を向けることで、学習過程において有益な影響を受けることができる。
- チームが掲げた目標の達成に向け、
各メンバーが責任をもつ
- 仲間同士の評価を行うことで、どのメンバーのチーム貢献度が高いのかを知ることができる。
- もしチームの一員が、あらゆる手段によっても非協力的かつ非参加的な態度を変えない場合には、チームはそのメンバーを解雇することができる。
(解雇された人は自分が参加できる他のグループを探さなくてはならない)
- グループに頼ることなく仕事の大部分をこなせる人は、他のグループに自ら移ることができる。
(簡単に他のグループに迎え入れられるでしょう)
-
運営における規則と責任を共有する
メンバー同士がこれらの規則と責任に対し、合意と理解をする必要があります。
これらは以下の内容を含みます。
- 会議に向けて準備をし、時間に遅れることなく参加する
- 個人的な批判を避け、議題の議論と反論に集中する
- 課題を分担し、遅れることなく責任を持って提出する
課題の中には、今まで経験がないものや、苦手な分野を含むこともあるでしょうが、自分への挑戦として受け入れることが大切です。これらの課題に関する助言や訓練・指導者などが必要な場合、あるいは、やむ終えず他の課題を代わりに引き受ける必要がある場合は、遠慮なく言うべきです。
過程:
グループプロジェクトの方針を参照すること。
- 目標を定め、話合いを必要とする頻度と目的を明確にし、仕事の進み具合を評価し、決断を下し、混乱を解決する。
- アドバイスや相談、監査、仲裁などを受けるための手段を明確にする。
- 成果を知るために、あなたが今まで行った仕事と話合いについて、検討する日を設ける。
問題があるチームは、指導者とともに解決策について話し合うことが必要です。
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