私は自らの体系を創
造せねばならない
さもなければ他
人の体系の 奴隷にされてしまう。
ウィリアム・ブレイク.
- [1757-1827]
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日本シリーズ
SQ3R 読解法
概観する!設問する!読む!復唱する!復習する!
Survey:章を読む前に、全体を概観する。そのポイントは、
- 題名、見出し、小見出し
- 写真、図、表等のキャプション
- 復習問題や、教員が配付した資料(プリント教材など)
- 導入の段落と結びの段落
- まとめ
Question:概観しながら設問する。そのポイントは、
- 題名、見出し、小見出しを質問の形に置き換えてみる
- 章末や見出しの後にある問題を読む
- 先生が、当該の章やテーマに関してどんなコメントをしたか自分に問い直してみる
- 当該のテーマに関してすでに自分が知っていることがあるか、
それはどんなことか、内省してみる
Read:読み始めたら、
- 前述の設問の答を探す
- 章末や章の始め,スタディ・ガイドにある問題に答える
- 写真や図のキャプションをもう一度読む
- 写真や図をよく見る
- 難しい文は、ゆっくり読む
- わからないところは再読する
- 1節ずつ読んで、各節の後に音読(復唱?暗唱?)する
Recite:1節読み終ったら復唱する、
- 読んだことに関して、口頭で自問する、または自分のことばで要約をする
- 自分のことばでメモ(ノート)をとる
- 読んだ内容のなかで、重要な部分にアンダーラインを施すなど、印をつける
- 自分にもっとも合っている復唱方法を使うのがよいが、いろいろな手段を使えば使うほど、記憶の助けになるものである
学習力3倍——見る、話す、聞く
学習力4倍——見る、話す、聞く、書く
Review:その後の学習
1日め
- 1章を全部読み、復唱して終ったら、印をつけた部分についての質問を余白に書く
- 復唱しながらメモを取っていたら、それについての質問を余白に書く
2日め
- テキストやノート(メモ)に目を通して、重要ポイントを思い出す
- テキストやノートを隠して、余白に書いた質問を口頭で自問する
- 答をそらで言う、または書く
- 覚えられない質問については、フラッシュカードを作る
- 暗記しなければいけないことについては、記憶を助ける工夫を考える
3〜5日め
フラッシュカードとノート(メモ)を交代に使って、質問に対して口頭で、または書いて自分でテストをしてみる
週末
テキストとノート(メモ)を使って、「項目表」を作る ——その章から学びとるべきトピックやサブ・トピックをすべてリストアップする。「項目表」から、スタディ・シート/立体図を作る。スタディ・シート/立体図を作るとき、その内容を自分の言葉で口頭で言いながら行なう。
これで、あなたは当該の章に関して必要な情報をすべて整理・統合したことになります。スタディ・シートや立体図を定期的に復習していれば、試験のときになって詰め込み作業をしなくても済みます。
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